BLOG

2026/08/17 14:18

お盆休みはじっくり休めたでしょうか?

僕も両家にお墓参りをして、両親と一緒にご飯を食べました。

そんな雑談の中、
親から言われる

「そういえば、これ捨てていい?」

とダンボールに入った30冊ほどの本。
ずっと実家に置きっぱなしでそのまま残っていました。

「懐かしいな」と思って何冊か開いてみると、ページのあちこちに線が引いてあります。

しかも、かなり真剣に。

「成功とは〇〇である。」
「まず行動せよ。」
「環境を変えろ。」

当時は自己啓発本をよく読んでいて、この手の言葉にずいぶん影響を受けていたみたいです。

線を引いた理由は思い出せないのに、線だけはしっかり残っている。

「なんでここに線引いたんやろ。」

理由はもう思い出せない。


でも、その線だけは、当時の自分の熱量としてちゃんと残っていました。

少し笑える。というか小っ恥ずかしい。

「うわ〜(苦笑)」と思いながらもページをめくる。


そして不思議なことに、今読み返すと、線を引いた箇所よりもその横にある別の一文のほうが気になる。

「面白い。」

昔の自分が一生懸命「これ大事な言葉や!」と線を引いた場所を、
今見返すと「いや、そこじゃないかも」と思っている自分がいる。

でも、それは昔の自分が間違っていたわけではなく、そのとき必要だった言葉だったんでしょうね。

本って不思議です。

書いてあることは一文字も変わっていないのに、受け取る言葉はまるで変わる。
本を読み返しているというより、当時の自分を読み返している感覚でした。

そう考えると、実家の本棚は、本を保管する場所というより、
昔の自分を保管してくれている場所なのかもしれません。

もし実家に昔読んでいた本が残っていたら、ぜひ開いてみてください。

本の内容より、自分がどこに線を引いていたか。
意外とそっちの方が面白かったりします。