BLOG 【店長の自由帳】

2026/05/25 09:21

「子育て」って言葉、個人的には「親育て」の方がしっくりきます。

 

というのも子どもが生まれてから、

毎日が「どうすべきか」のオンパレードです。

 

泣いたら抱っこか。
少し待つか。
怒るか。
笑うか。
見守るか。

 

しかも全部説明書なし。

昨日の正解が今日は不正解。

 

難易度設定どうなってるんでしょう。

 

ある日の公園。

 

まだ幼い娘が急に立ち止まりました。

 

何かと思ったら、地面に落ちていた葉っぱを拾って、


「見て。これハートみたい。」

 

なんてピュアなんだ。

絶好調の僕でも、この葉っぱを初見でハート認定する自信はない。

 

そして次女はその葉っぱをひっくり返して、
空にかざして眺める。

 


……長い。

 


この時間、仕事ならメール5件は返せる。

 

でも待つ。

かわいいから。

 

「はい、パパにあげる」

と渡された、少し穴の空いた葉っぱ。

 

いや、完全に葉っぱ。なんだけど嬉しい。

これ捨てられへんやつです。

あれだけ普段、レシートもクーポンもDMも即捨てする人間なのに。

 

 

たぶん子どもって、忘れていた時間の使い方を思い出させてくれる存在なんだと思います。

正解とか、常識とか、当たり前とか。

 

そのへんを一回横に置いて、

葉っぱをハートだと言い切る。
滑り台を本気で滑る。
小石を宝物にする。

 

木の枝を剣に見立てて、草を「おりゃっ」と薙ぎ倒して、
秘密基地に週間少年ジャンプを集めてた頃。

当時はなんとも思ってなかった普通の時間。

 

でも大人になると、その部屋にいつの間にか鍵をかけてしまうみたいです。

 

子どもは、その鍵の開け方を知ってる。

何気なく葉っぱを渡してきて、滑り台に誘ってきて、
ずかずかと勝手に鍵をあけて扉を開けていく。

 

で、扉が開いたものだから久しぶりにその部屋の中を覗いてみると、
意外と悪くないものがまだ残ってる。

 

子育てか。

 

育てられてるのは、こっちかもしれない。





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